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キリコ、お前のハートは燃えてるか?

明治16年、日本。

作家を志す労働者シキョウと、その姉で家に閉じこもり折り紙で動物を折り続けるキリコ、そして母のアマの三人は崩れかかった家に住んでいた。父親は家族を捨て、輝かしいはずの昔の夢と、絶え間ない日常から逃げ出すための未来への夢だけが、その家には垂れ込めていた。シキョウは自らの未来のため、アマは娘の幸せのため、二人は青年紳士を見つけてキリコに引き合わせる計画をたてる。鹿鳴館から聞こえてくるワルツのリズムが誘った青年紳士は、思いもかけない方法で出現することとなる・・。

 

内河啓介が自分の観たい『ガラスの動物園』を作りたい衝動にかられ、企画立ち上げから千秋楽まで、1カ月弱の短期間で叩き上げた番外公演。作品の舞台を明治の日本に移し、原作に付きまとう物悲しいイメージを、日本人の意地と見栄で笑い飛ばした。

 

CAST

 

内河啓介

近松孝丞

水口早香

 

 

 

STAFF

 

作・演出   内河 啓介

照明      車谷 絵里

音響      車谷 絵里

舞台美術   内河 啓介

宣伝美術   内河 啓介

音楽       内河 啓介

2013年3月8日~3月10日 全4stage

♪ Ending Theme 『君のために』 -
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※HP用楽曲を一時停止してお聞きください。

♪ 『半透明の旅』 -
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